させぼ四ヶ町アーケードにある婦人服のお店 ベルモードナカムラ
丁稚奉公事始め
明治四十二年三月二十五日、
やがて嬉野川沿いの お茶畑が緑なす頃、
嬉野尋常高等小学校を卒業した。
同級生の中には、中学に進む者、
家業の百姓や大工を継ぐ者、商人を志ざす者など、
その日を境に それぞれの道を進むことになるのだが、
私は、父がすでに決めていた
佐世保の呉服屋に弟子入りすることになった。
卒業式の翌二十六日、父に伴われて 初めて乗る汽車の旅は、
ものすごく長いものに感じられた。
移りゆく窓外の景色に目をやり乍ら、
「よし、何かをやろう、一人前の商人になってやろう。」
と、私は心の中で何回も何回もつぶやいていた。
じいちゃん!100年後の桜景色ですよ~♫
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