生来、これは私が育った家庭環境のせいも
あるのだが、人様にやれることは自分にもやれる
という強い信念だけは持っていた。
それに、田舎育ちが幸いして、難行苦行も、たいして
問題ではなかったが、非常に残念なことは、
その様な朝六時から夜十時十一時迄の仕事の連続が、
書物を読んだりモノを書いたりする時間を
私から取り上げてしまったのだ。
昼間の重労働でつい空腹になるので、
腹いっぱい飯を詰めこむと、いざ、ランプの下で
通信教育の書物をひもといた頃は、
コックリコックリやってしまうのである。
眠気を催さないように食事を控えめにすると、
翌日は体にこたえるという訳で、
通信教育もなかなかはかどらなかった。
8月23日 鉄六じいちゃんの命日でした
1986年に89歳で亡くなったのですが
今年で30年経ったことに今気づきました
1896年10月7日生まれ
100年後の1996年に じいちゃんのひ孫誕生
運命を感じるとともに
次の世代に じいちゃんの精神を受け継いでくれたらと願うばかりです
慶応大学 通信教育修了証書
(大正13年12月
)
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